深夜から降り始めた雨は止むことなく降り続き、コースは超マディ。Mt,Monkey
Scramble EARNEST RIDEはハードなコース設定で行われるが、この雨で当初準備した激しい登りセクションは全てカットせざるを得なかった。更に午前中荒れに荒れたコース。始まる前からサバイバルレースとなる事は全ての選手が覚悟していた。その難コースに果敢に挑む選手達。レース途中何箇所かコースカットを行い、辛うじてレーシングコンデションを確保しながらのレースとなってしまった。
そのようなコンディションの中、一周目トップで帰ってきたのは北海道の高橋政人。その後を佐藤正和、小菅浩司、鈴木昭弘、池田智泰と続く。選手達は斜度40度を越える名物の猿山へ次々とアタックを始めた。既にレースを終えたFUNクラスの選手達が歓声を上げて応援する。しかしトップの高橋は非常に慎重だった。猿山にアタックを始めたのは3周目から、二周目までは雨の影響でどのような路面状況かを確認していたのか迂回路を通っていた。その後も高橋は驚異的なスピードで首位を独走し、他の追随を全く許さない。終盤二位の池田智泰をあと1分で周回遅れにする勢いだった。AAクラスと言えど今回のコンデションは厳しく、最後まで走る事が出来たのは参加12台中僅か6台という結果。終わってみればAA参加12台中チェッカーを受けたのは7台、非常に厳しい結果であった。
一方Aクラスでは三周目まで須藤克幸、中島幸広が首位を入れ替える。そして4周目トップに立ったのは根本賢。根本はその後12周目まで首位を守り、二位須藤に1分21秒の差をつけて最終チェックを受けた。しかしチェッカーを最初に受けたのは須藤選手だった。根本は計測後のピット作業に手間取ったのが原因だったのか、痛恨の二位。そして大川原潤、中島幸広、小山豪、千葉哲也と続いた。
そしてチャレンジAでは、並み居る男共を蹴散らし、二位に6分30秒の差を付け優勝したのは島崎千恵。「途中でプラグ交換していた私が、こんな所に立っていいんでしょうか?」と不敵な優勝コメントが印象的だった。そして二位は、これも驚きCRF100で果敢に猿山アタックを繰り返していた亀水二巳範。
亀水は猿山を登りきれずに何度となく途中で転倒していたものの、諦める事なく再チャレンジしていた姿はこれも印象的だった。
今回のEARNEST RIDE参加70台中チェッカーを受けたのは42台。4割の選手は途中でレースを終えてしまう厳しさとなってしまいました。当初予定していた新設の区間は全く使われる事なかった為、次年度は更にスケールアップしたMt,Monkey
Scrambleを楽しんで頂きたいと思います。
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